リーディング力を上げたい!
TOEICパート7まで解き終わらん!もっと早く読めたらいいのに…
そう思う方はたくさんいらっしゃるかと思います。
そこでおすすめする学習法はみなさんご存じ「音読」です。
声を出さないままリーディングの練習をしている方は多いのではないでしょうか。
今回は音読することによる2つの効果を見ていきますよ!
目次
音読でリーディング力アップ:2つの効果とは?
リーディング力が上がるというけど音読にはどんな効果があるの?
それでは音読の2つの効果を見ていきましょう。
音読の効果① ディコーディングの自動化
ディコーディングとは「文字を見て、語彙を処理し、音にする処理」を指します(眼球停留、語彙処理、音韻符号化)。
音読はこのディコーディングの処理を意識しなくともできる状態(自動化)にもっていってくれます。
英語は文字を音にする処理をしてから理解するため、ディコーディングが自動化されると内容の理解に意識を注力することができます。
英文の内容が頭に入ってこない人は「文字を音にする処理だけで精一杯(ディコーディングの処理が遅い)」のことが多いですよ!
音読の効果② 知識の内在化
普段新しい情報を覚えようとすると「内的リハーサル」といって、何度も情報を無意識に繰り返し反復しています。
音読を行うことにより、この「内的リハーサル」を声に出した形で行うことが出来るため、語彙や文法等を内在化して長期記憶にすることができます。
新しい知識や構文を記憶に留めることに非常に有効ですよ。
コロケーションといって、「語と語の自然なつながり」を覚えることにも役立ちます。
音読をしよう
一見するとシンプルな学習法に感じる音読ですが、続けていくことでリーディング力に大きな違いが出てきます。
シャドーイングの準備段階としても使えますので「音読+シャドーイング」を行いリーディング力アップを目指しましょう。