この記事はこんな人におすすめ!
- コンテンツシャドーイングがうまくできない人
- コンテンツシャドーイングってなに?という人
- 安定してコンテンツシャドーイングをできるようにしたい人
コンテンツシャドーイングが中々できません…泣
英語講師をしているとそんな話を聞くことがあります。
難しいと感じる方も多いのではないでしょうか?
できるようになるコツはありますか?
コンテンツシャドーイングをできるようにするコツは段階を踏んでしっっっかりと準備を行うことです。
しっっっかりと?笑
準備というと当たり前のように聞こえますよね。「しっかり準備って何ぞや!」という方にも、
「どうしっかり準備するか」「どのようなステップを踏んでコンテンツシャドーイングをできるようにするか」を具体的にお伝えしていきます。
そもそもコンテンツシャドーイングとは?
シャドーイングは2種類あり、プロソディシャドーイングとコンテンツシャドーイングがあります。
プロソディシャドーイング (prosodic shadowing) = 聞こえた音を音声に遅れないよう素早く繰り返し発音する学習方法。
コンテンツシャドーイング (content shadowing) = 聞こえた音を遅れないように繰り返しつつ、意味内容の理解も行う学習方法。
コンテンツシャドーイングでは「音声知覚」+「意味理解」の両方を鍛えることが出来ることが魅力です。
コンテンツシャドーイングが出来ない原因3つ
内容を理解しながら行うシャドーイング、「コンテンツシャドーイング」が出来ない原因を3点見ていきましょう。
① 知らない単語・表現が多すぎる
知らない単語や表現はリスニング時に、頭の中で別の音に変換されて解釈されることがあります。
② 音読をしても意味が理解できない
自分の音読の速度で意味が理解できない場合、音で聞いても意味が入ってこないことがほとんどです。
③ プロソディシャドーイングに余裕がない
音声知覚に負荷がかかりすぎていると、内容理解が追い付かず安定しません。
まずは意味が入ってこなくとも、プロソディシャドーイングで音に集中するところから始めるのが良いでしょう。
コンテンツシャドーイングへの5ステップ
コンテンツシャドーイングをできるようにするコツは「準備をしっかり」でした。
下記、5つのステップで段階を踏むことで原因も解決され、精度が上がるはずです。試してみてください。
繰り返し練習のため30秒~1分の長さの抜粋がおすすめ。
知らない単語・表現をチェック。
発音して音と意味を結び付けましょう。
意味が理解できる速度で音読。
回数を重ねるごとに速度を上げていきます。
聞いた音を真似して発音。とにかく音に意識を向けてください。
遅れずについていけるようになったら次のステップへ。
聞いた音を真似する+内容も理解するよう意識。
理解できない部分がある場合には「音読10回」を再度行うのがコツ!
第二言語習得では「自分のレベル+ちょっと上(i+α)」が上達のコツとされています。難しすぎず、簡単すぎない音声を選ぶと効果が上がります。
おわりに
TOEIC900点以上の方ならいきなりコンテンツシャドーイングに取り組んでも良いと思います。
いきなりはうまくいかないという方、初級~中級の方はお伝えしたステップを踏んでコンテンツシャドーイングが出来るよう取り組んでみてください。
Keep it up!