こんにちは!KOKO ENGLISHのだいちです。
今回は海外生活を語るうえで意外と触れられないテーマ「虫」についてお話ししたいと思います。
これからワーキングホリデーや留学、駐在などで海外に渡る予定の方に、頭に入れておいて頂きたいことは「虫問題は避けられない!」ということです。
特に虫が苦手な方はある程度の覚悟が必要かもしれません。
実は私自身は虫に対して全く抵抗がないタイプなのですが(小学生時代1年中公園で過ごしていました)、
これまでの海外生活で虫嫌いで虫に悩まされる人たちを何度も見てきました。
今回はそんな“海外×虫”の実情について、経験を交えながらお話ししていきます!
海外は虫が多い?

はじめて海外に行く方から「海外には虫が多いですか?」と聞かれることがあります。
答えは簡単。
国に寄ります。
基本的には虫は暖かい国に多くなり、寒い国は少ない傾向にあります。
滞在前にはその国の気候をチェックしてみましょう。
東南アジアやアフリカ、オーストラリア等の暑い地域では、蚊や、ハエ、ヤモリ等が一年中活動しています。
北欧やカナダといった寒い地域では夏に少し出てくる程度となります。
簡単にわたしの海外生活での実体験を紹介します。
海外生活で実際にあった虫体験
- 勉強机の前にはいつもアリの行進。駆除しても無限に発生するため、放置するようになった。お店では売り物のお肉に虫が止まっている。驚嘆。(フィリピン)
- 帰宅するとドアノブの上に手のひらより大きいモスラみたいな虫。部屋にもよく侵入。また、ハエが常に飛び回り、少しでも食品を放置するとハエが止まる。本当にハエが多い。砂漠では蚊帳が必要(オーストラリア)
- あまり虫の印象はない。森では熊の方が怖い(カナダ)
- 窓から蛾がよく侵入。友人がベッドにいる虫、トコジラミorダニに全身刺される。(ニュージーランド)
住宅事情:網戸がない家ばかり

日本では当たり前の網戸。
当たり前すぎてありがたみを忘れていますが、海外では網戸がある家はかなり珍しいです。
するとどうなるか、分かりますね?笑
入って来るわけです。
虫が少ない地域でも網戸がないことから出会う機会は多く感じることも…!
そのほかにも住宅事情あるあるをみていきましょう。
住宅事情×虫あるある
- エアコンがない部屋が多い→暑い→開ける→虫→窓閉めたい(無限ループ)
- エアコンがあっても24時間つけたくない→窓開ける→虫(以下ループ)
- 粗雑な造りの住宅が多い。隙間が多く、虫がどこからでもこんにちは。
- 窓を閉めていても帰宅するとなぜかいる。
- 新築の住宅であっても、隙間があったり建付けが悪いことが多い。
- 網戸が欲しくなり、長期在住者は特注で網戸を発注しだす。
掃除をしていても窓がどこかしらで空いているため侵入を防ぎずらいのです…!
海外で注意すべき虫たち
- 蚊:デング熱やマラリアなどを媒介。東南アジアや熱帯地域では特に注意。
- サソリ・ムカデ:南米や中東で出没。刺されると痛みや毒の危険あり。
- 毒グモ:オーストラリア・アメリカで注意。種類によっては命の危険も。
- トコジラミ(Bedbug)・ノミ・ダニ:ベッドやソファに潜む虫。星5のホテルでも多く海外で問題になっていました。刺されるとはれやかゆみ。
虫嫌いでも乗り越えられる?対策はコレ!

海外生活で虫に悩まされないために、虫嫌いの方へ送る現実的な対策がこちら。
虫嫌いの方へ送る現実的な対策
✅ 虫除けスプレーを購入・電気蚊取り器を日本から持参する
✅ 簡易網戸や蚊帳を活用する
✅ 滞在先の口コミを事前にチェックし「虫が少ないエリア」を選ぶ
✅ 出来る限りきれいな滞在先を選ぶ
さらに、現地の生活に慣れてくると、
「この虫は無害だから平気」
「この時間帯は窓を開けないほうがいい」
など、自分なりの“虫対策ルール”もできてきますよ。
おわりに:それでも異文化体験は素晴らしい

ネガティブキャンペーンのような形で海外×虫について話してきましたが、
本当に伝えたいこと…それは「それでも異文化体験は素晴らしい」ということです。
海外では、日本の当たり前(常識)が当たり前ではなくなります。
そんなベースの価値観そのものが違う中での生活は毎日が刺激の連続。私自身、忘れられない日々を過ごすことができました。
虫が苦手な方にとっては確かに大きなハードルかもしれません。
ですが、実際に生活してみるとその悩みが小さく感じられるくらい、心動かされる経験が待っているはずです。
楽しいこと、嬉しいこと、ちょっとつらいことや悲しいことも。
そのすべてが心を豊かにしてくれる大切な時間になるでしょう。
あなたの海外生活が素晴らしいものになりますように。Wish you all the luck!