こんにちは!KOKO ENGLISH英語講師のだいちです。
今回は英語学習の継続について。
びっくりするサムネで開いてくださった方もいるかもしれませんね。
「やらない言い訳より、やる心持ち」を伝えたく、ちょっとしたジョークでサムネを作りました(好きな筋トレ配信者のオマージュです笑)。
さて、「英語上達したいけど中々続かない…」「単語帳買った!1週間で積読状態」「アプリを入れたけど暫く開いてない」等々、そんな経験はありませんか?
私は英語を教える身ではありますが、最初から順風満帆だったわけではありません(寧ろ英語が出来なくて馬鹿にされていました)。
ただ経験から上達には継続が不可欠である、ということは言えます。
そんな継続も、続けられるかどうかの分かれ道は才能ではなく、継続の仕組みづくり。
ということで今回は上達のため英語学習を続けやすくする3つの方法をご紹介します。
継続のコツ①:学習のハードルを極限まで下げろ!

一つ目は学習のハードルを下げる、ということ。
上達のためには、音読やシャドーイング、英会話や単語暗記等々、ある程度の時間が必要になってきます。
ですが、いきなり「1日2時間やる!1日200単語覚える!」と決めてしまうと、目標に行きつかなかった日は「出来なかった」という印象が残りやすくなります。
何が大切か。
やはり続けること、です。
続けるためにもまずはハードルを下げるのです。
例えば、痩せたい・筋肉をつけたい、という人がジムに行くとしましょう。
初めから「ベンチプレスを5セット、デッドリフトを〇キロ・3セット、チンニング、そして…」等、言われると「大変だな…」と思う方も少なくありません。
では、どうハードルを下げるか。
それはジムに到着すること、これを日々のゴールにします。
ジムに通うこと自体に慣れてきたら、セットをこなしたり重量を上げていけばよいわけです。
まずは習慣化するためにハードルを下げましょう。(そして、バーベルは上げる…)
英語学習でのハードルの下げ方
では英語学習でどのようにハードルを下げるか。
ハードルの下げ方は色々ありますが、簡単に例を見ていきましょう。
皆さんがこれなら毎日できるな!と思うことから始めて欲しいです。
英語学習 ハードルの下げ方の例
- 100個覚える!ではなく、まずは単語帳を開いたらOK
- 英語の文章を全文音読!ではなく、まずは1日1文声に出して読めればOK
- 音声全てシャドーイング!ではなく、まずは最初の15秒だけ出来ればOK
ポイント:たったこれだけ出来れば良い!と自分に思わせること。学習ゼロの日をなくすことが大切。
やり始める前はやる気が出ない?
脳科学者の池谷裕二先生が好きで彼の本を良く読むのですが、池谷先生によると側座核(そくざかく)と呼ばれる「やる気」を生み出す脳の部位があるそうです。
これが活性化することでやる気が生まれるのですが、厄介なことにこの部位は最初から自発的にはあまり活動しない。
ある程度の刺激が必要なのですが、その刺激とは「行動を始めること」だそう。
「作業興奮」と呼ばれる現象で、やる気が出ない時でも、手をつけてみると、次第に脳が自己興奮しはじめ、集中力や気分が高まり、やる気が生まれるというものです。
やる気がないのは、まだやっていないから当然。
つまり、やる気を待つのではなく、まず動くことが大切なわけです。
だからこそ、英語学習もハードルを下げて一先ず手をつけることで、続きやすくなります。
継続のコツ②:人に宣言しろ!

2つ目のおすすめの方法は人に宣言する、ということ。
「言ったからにはやらなきゃな…」や「伝えたことだしやってやるよ!」と思った経験、あるのではないでしょうか。
人は誰かとつながっていると、自分の行動に責任感が生まれます。
この責任感やちょっとしたプレッシャーが英語学習継続のための良いスパイスとなるわけです。
・「〇月までにTOEICで〇〇点を取ります!」と家族・友人に話す
・「毎日30分英語を続ける!」とLINEで共有
・「寝る前に〇〇語単語覚えるから」と話す
・「まずは英語に触れない日をなくす」と猫に話す
どんな小さな目標でも良いと思います。
誰かに伝えてみてください。
人に話すことで伝えるだけでなく、自分との約束をする行為にもなります。
ことばは言霊。
予祝、ともいったりしますね。
英語を上達するという気持ちを言葉にして継続力を手にしましょう。
継続のコツ③:英語”で”学ぶことを取り入れろ!

3つ目は英語”で”学ぶことを取り入れる、ということ。
「英語”を”」ではなく「英語”で”」ということがポイント。
語学学習は「英語勉強しなきゃ…」と義務に思った時点で、挫折の道に一歩踏み入れているかもしれません。
勉強感が強いと、楽しくない。楽しくないと、続かない。
とは言え学習は必要ですが、英語を使って自分の好きなことを楽しむことも学習のひとつとして入れてみてほしいです。
楽しさを入れましょう。
英語は目的ではなく手段です。
英語”で”学ぶこと
- 海外Youtuberの料理動画を見る
- ネットフリックスで英語字幕で5分だけみる
- 好きな洋楽曲のサビだけ単語を調べて訳してみる
- 世界で話題になっているニュースを英語で見てみる
- スマホの設定を英語設定にしてみる(日常から英語に触れられておすすめ!)
ポイント:英語で学ぶことで英語が目的ではなく手段になります。「楽しい!」と感じるものを選びましょう!
おわりに:続ける仕組みが、英語力をつくる
いかがだったでしょうか。
ちょっとてもやってみようと思うことがあったら嬉しいな、と。
3つの継続法を紹介しましたが、最後に改めて伝えたいことがあります。
それは語学上達に一番大切なのは「継続」だということ。
完璧な勉強法でも、続かなければ意味がありません。
不器用でも続けさえすれば、必ず上達します。
私自身大学時代、英語クラスは一番下のレベルからスタートしました。不器用なので発音を笑われたり、出来なさを後輩に馬鹿にされたことも。
ですが、社会時になってからも日々学習を継続することで、TOEIC満点・英検1級を取得することが出来ました。
いつの間にか笑う人はいなくなったように思います。
才能ではなく、続ける力こそが語学上達のカギです。
英語学習が続かないのは、実は続かないような「仕組み」で始めてしまっているだけかもしれません。
今日ご紹介した3つの方法:
- ハードルを下げる
- 人に宣言する
- 英語”で”学ぶことを入れる
このどれか一つでも取り入れるだけでも、続ける力はぐっと上がるはず。
ぜひ、お試しあれ!
Good luck!