英語コーチングは受講しても意味がない?効果がない?効果が出ないと感じる理由や裏事情を個人英語コーチが答えます | KOKO ENGLISH

こんにちは!KOKO ENGLISH個人英語コーチのだいちです。
今回は英語コーチングの受講には意味があるのか?という疑問にお答えします。
英語コーチが答えたら意味あるって言うに決まってるだろ!
そんな声もあるかもしれませんね。なので結論から言わせてください。
「英語コーチングは意味があります。」
ん?やっぱりか!笑
確かに英語コーチだからこの答えになるのかもしれません笑。
それでも意味がある、と伝えたいです。
このページに辿り着いた方は「英語コーチングを受けても意味がない」「時間をかけても効果が出ないかも」と疑念を抱いている方がいることでしょう。SNSや口コミでも「コーチングで全然伸びなかった」といったネガティブな声もあり、不安になる方もいますよね。
ということで今回は、英語コーチングに効果が出ないパターンや英語コーチングスクール裏事情についてお答えしていきたいと思います。
効果が出ないパターン① 学習の負荷があっていない
効果が出ないパターンの1つ目は学習の負荷があっていない、というパターン。
英語力向上には第二言語習得で「i+1」が必要だと言われています。
“i”はあなたの現在持っている英語力・知識で、それに少し背伸びした”1″を加えることが上達の近道である、というもの。
つまり英語が難しすぎたり・簡単すぎたり、学習量が多すぎたり・少なすぎたり等、適切な学習負荷になっていないと、上達を感じにくくなります。
これに関しては英語コーチ側の問題で、受講生の日々の生活スタイルに合わないプランや極端な難易度の課題を出している可能性が高いです。
学習の負荷があっていないパターン
・量多すぎ!→コーチが課題を出し過ぎていて十分にやり切ることが出来ない量になっている
・難易度どうした!?→英語が受講生の持っている知識以上に難しすぎる、もしくは簡単すぎる
・少なすぎ!→難易度は合っているものの、学習量が少なすぎる
効果が出ないパターン② 自己流の学習になってしまっている
効果が出ないパターンの2つ目は自己流の学習になってしまっている、というパターンです。
折角英語コーチングを受講しているにも関わらず、今までの学習方法とやり方を変えずに(自己流のまま)続けると上達を感じにくくなります。
テニスで例えるなら、間違ったフォームのまま素振りを続けている、フォームを変えずにボールを打ち続ける、ようなもの。間違ったまま続けることで悪い癖がついてしまいます(間違ったやり方や知識が固定化してしまうことを「化石化」と言う)。
これは受講生側が自分のやり方を過信しすぎて自己流を続けてしまうパターン、と英語コーチ側が誤ったやり方・自己流のやり方に気付かずに続けてしまうパターンがあります。
前者は受講生が今までのやり方に固執すると起こってしまうのですが、後者は特にペースメーカー型の英語コーチングで起こりえます。
ペースメーカー型の英語コーチング
受講者の進捗管理のみを提供するペースメーカー型の英語コーチング。レッスンやセッションがないパターンの英語コーチング。
このペースメーカー型の英語コーチングであると…
- 学習進捗のチェックのみ
- 学習方針の具体的な指導なし
- アドバイスが文字だけで分かりにくい
- 毎回フィードバックの担当が異なるスクールも多い(人によって言うことが異なる)
→誤った学習方法のまま学習を続けることになる/英語コーチ側が受講生の誤った学習法に気づかない
特に自学自習の経験が少ない初心者は、正しい方法を知らないまま停滞し、無駄な時間を費やすリスクがあります。
ペースメーカー型の英語コーチングで起こりやすいパターンです。
効果が出ないパターン③ 英語コーチとの相性が悪い
効果が出ないパターン3つ目を見ていきましょう。これは単純に英語コーチとの相性が悪い、というパターンです。
人と人である以上は相性が存在します。どんなに優れた人格者であっても10人いたら1-2人は相性が合わないことがあるもの。
突然ですがピグマリオン効果という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
教育心理学用語で、講師から期待されることで学習成績がアップしたり仕事の成果が上がったりする心理現象のことなのですが、相性が悪いとこの効果が得にくくなるわけです。
信頼関係も希薄になるため、モチベーションにも影響し、その結果英語コーチングの効果にネガティブな影響も…。
英語コーチングスクールだと英語コーチがランダムに決まることが多いので、まずは無料体験で実際に話してみることがおすすめです。
効果を出すために知っておくべきこと:学習の成長曲線 停滞期は当たり前
効果が出ないパターンを見てきましたが、短期間で劇的に伸びることを期待しすぎると、効果が出るように感じず「意味がない」と錯覚することがあります。
ここでぜひ覚えて頂きたいのが、学習の成長曲線(Learning curve)です。

英語を勉強しているにも関わらず伸びない、と感じているのは「自身が思い描く理想の成長」と「実際の成長」にギャップがあるからかもしれません。
この「学習の成長曲線」の図を知り、もう少しでブレイクスルーが来るはず…!と臆せず学習を続けてみてください。
英語コーチングで適切な学習が勧められていれば、2カ月目終わりから3か月目終わりには「あれ?前より出来るようになったような…」と実感が湧く日が来るはずです。
そしてまた停滞期→飛躍的に伸びる時期、を繰り返していきますよ。
私の受講者も、毎日コツコツ勉強しているのに「全然伸びていない」と感じる方もいますが続けることで停滞期を抜け大きく伸びる時期が来ます。
学習の成長曲線・ラーニングカーブを知っていれば怖くありません。
停滞期は当たり前!ジャンプ台を踏み込んでいる時期です。ぐっと踏み込んで大きくジャンプしていきましょう。
みなの頑張りは決して無駄ではありません!(ドン!)
英語コーチング裏事情① 講師経歴盛りすぎ問題
最後にちょっとした裏事情をご紹介。
「えっ!?経歴盛りすぎでは…?」
これは私が実際に英語コーチングスクールで働いていた時に感じたこと、英語コーチ経歴盛りすぎ問題です。
コーチの経歴に惹かれて受講を決める方は多いですが、実際の経験とかけ離れていることが…。
受講する側からは判断のしようがないのが歯がゆいところ。
英語コーチ 経歴を盛りすぎている例 (OMG!)
- 「通訳として活躍した」→実際はイベント等で1-2回の簡易通訳をしたのみ(通訳者ではない)
- 「外資系企業〇〇にて勤務」→本社ではなくカスタマーサポートでのインターンやアルバイト
- 「国際会議で発表経験あり」→実際は学生向けのイベントやゼミ内の発表
受講の際の判断指標としては資格で見極めることもひとつの方法かもしれません。
英語コーチング裏事情② 英語を話せない人結構多い問題
続いて、英語を話せない英語コーチが結構多い問題、です。
何をもって英語を話せるかの判断は難しいものですが、研修の際に簡単なやり取りすら難しい人がいたのが実情でした(10人いたら3-4人くらい)。
それでも指導や英語コーチング自体は提供できていたため仕事上は「問題なし」と判断できるのですが、担当受講生の英語力向上もイマイチであった、というのが実情です。
英語コーチの人数が多いスクールでは、デビューしたばかりの英語トレーナーであってもすぐに担当を持ちます。大手だと受講生側から選べない場合が殆どですので、ランダム性があることは頭に入れておいて良いでしょう。
「トレーナーと合わないかも」「あれ、英語大丈夫かな?」と思ったら早めに英語コーチを変えてもらうことも一つの方法です。
おわりに:英語コーチングは意味がある
英語コーチングで効果を出すために、先ほど紹介した3つの効果が出ないパターンの逆、を試していってください。
英語コーチングを意味あるものにするために
① 学習の負荷を合わせる (i+1の学習を出してもらう)
② 学習のやり方を正しいものにする(矯正してもらう)
③ 体験をして信頼できる英語コーチを選ぶ
「英語コーチング 意味ない」と思う前にチェックしてみてくださいね。
KOKO ENGLISHでも英語コーチングを提供していますので、まずはお気軽に無料体験からどうぞ。
真剣に英語学習と向き合いたい方へ