Lの発音は２種類ある？【クリアLとダークLについて】

2022年3月14日

こんにちは。英語講師のだいちです。

クリアL、そしてダークLという言葉を聞いたことがあるでしょうか？

Lの発音方法は実は2つあり、無意識に発音していると出来ていないこともしばしば…。

今回はLの２つの発音方法についてみていきましょう!

クリアLとダークLとは？

LはクリアL（ライトLとも呼ばれる）とダークLという2つの発音があります。

クリアL（ライトL）– Lの音の直後に母音がくる場合

舌先を上前歯の裏につけて声を漏らして発音

light, letter, love 等

ダークL- Lの音の直後に母音が乗らない場合

舌先はLの位置（上前歯の裏）に伸ばすがつけなくてよい。舌は浮いている。小さい「ぅ」「ぉ」のような籠った音を出す。

apple, milk, feel 等

Milk「/mílk/みぅk」はダークLの音が出しやすいので、授業の際にはまずはmilkを出してみましょう、とお伝えしています。

また、Appleを「/ˈæpl/あぽぅ」と発音するのは聞いたことがありますね？

AppleのLも発音記号上はlの後に母音がありません。これもダークLが用いられているのです。

ダークLの音をしっかり「る」と舌を上前歯につけて発音する方は非常に多いです。クリアLとダークLで区別をしていきましょう。

Lの音の後に母音が乗るとクリアLの音になります。

上前歯の裏に舌を当てて発音してみましょう。

Lの音の直後に母音が来ない場合はダークLを用いて発音します。

声に出しながら音を確認してみてください。

「クリアL」と「ダークL」の音の違いは分かったでしょうか？

頭で考えるより、声に出して定着した方が発音は習得しやすいです。ぜひ練習してみてください。

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