こんにちは。KOKO ENGLISH英語講師のだいちです!
記事をご覧の方は英検1級(実用英語技能検定1級)の取得を目指している方が多いのではないでしょうか。
英語を勉強してきた証として英検1級を取りたいなぁ
英検準1級とれたし、次は英検1級を取る!
今回はそんな英検1級の取得を目指している方に向けて
英検1級を1発で合格した学習経験、そしてコーチング講師としての英語指導経験から合格のために役立つ教材をお伝えしていきます。
合格を目指している方はチェックしてみてください:)
この記事はこんな方におすすめ:英検1級を目指している方、英検準1級・TOEIC900点以上を保持している方
テキストは必要なパートだけ購入がおすすめ
英検はご存じの通り4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)の試験です。
ただ、今回紹介する教材の中にリスニングとリーディングのテキストは入れませんでした。
「わたしが使わなかった」というのもあるものの、英検1級レベルになるとリスニング・リーディングにはYoutubeやニュース記事、小説、TEDトーク等を使った方が効果があると感じます。
そのため、1次試験は単語帳とライティングのテキストさえあれば十分。そう思っています。
あくまで個人的な意見をお伝えです…!
それではおすすめのテキストをご紹介していきますね。
1次試験対策 ~語彙編~
語彙の強化は英検1級のかなめです。合格のための土台としてしっかり入れておきましょう。4技能すべてのパートに影響してきます。
英検1級 でる順パス単
定番中の定番の英検1級単語帳。
非常によく英検1級の研究をしている単語帳で、これを全て覚えてテストに臨めば単語問題において9割以上は取れるでしょう。
リスニングやリーディングでも多くの単語が掲載語の中から登場します。
因みに「でる順パス単 英検® 1級 【旺文社】」というアプリは音声も聞けますし、テスト機能が搭載されているためとても便利です。
最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇
語彙問題の問題集。
先ほどのパス単を行いつつ、入れた単語の知識が使えるかはこちらで慣れましょう。
1次試験では単語の割合が高いため、これをこなしているか、いないかで大きく差が出てきます。
英語を英語で理解する 英英英単語 超上級編
こちらはパス単を完全に覚えて余裕がある方は取り組んでください。
ここまで覚えると語彙にはかなり余裕が出るでしょう。
あくまで時間に余裕があればの話ですので、パス単を覚えきっていないまま次の単語帳に手を出すのは勿体ないですよ!
1次試験対策 ~ライティング編~
英検1級のライティング関連の本は色々あり数冊使っていましたが、こちらが一番使いやすかったです。
英検1級ライティング大特訓
この本は基本の型と文章のフォーマットを初めに入れていきます。ここが重要。
ライティングを取り組む際に「まずは何をしよう」と取り合えず書くよりも、基本の型が入っていることで余裕をもってライティングの時間を使えます。
応用もいれつつ様々なパターンの問題に取り組むことで「Introduction→Body→Conclusion」の流れに慣れていけますよ。
ライティングは苦手な方ですがこの本に助けられました!
1次試験対策 ~リーディング・リスニング編~
参考書も多くでていますが、英検1級挑戦レベルの方は下記のTEDやニュース記事を用いることを推奨します。
単語帳で覚えた単語にも多く出会うことになりますし、英語で情報を入れられるため勉強していて楽しいですよ!
その他にも英語の小説やYoutubeを使ってもよいでしょう。
〇カンファレンス〇
〇ニュース〇
CNN:https://edition.cnn.com/(アメリカ)
ABC:https://abcnews.go.com/(アメリカ)
BBC:https://www.bbc.com/(イギリス)
ABC:https://www.abc.net.au/(オーストラリア)
CBC:https://www.cbc.ca/news(カナダ)
アクセントの好みや雰囲気によってニュースは選ぶとよいでしょう。わたしはカナダのCBCを一番見ています。
1次試験対策 ~総合編~
全体の試験の流れや時間間隔を掴んでおくことももちろん大切です。
そうなると登場するのがお察しの通り過去問です。
嬉しいことに英検は3回分の過去問を無料で公開しています。やさしい。
英検公式サイト:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_1/solutions.html
リスニング・リーディングが参考書はいらない!とお伝えしましたが、この過去問で無料でそれら対策も含めることが出来ます。
これで十分だと思いますが、もっと過去問を解いておきたい!という方はこちらも行うとよいでしょう。
2次試験対策 ~スピーチ練習編~
2次試験はとにかくスピーチの練習をどれだけできるかが合格のカギになります。
5つのお題の中からひとつを選んで2分間スピーチしますが、準備をしていてもかなーーーり焦ります。
準備して臨みましたが手汗が止まりませんでした笑
まずはおすすめの2次試験の面接対策テキストです。
英検1級 面接大特訓
英検1級だと日本語でも議論するには難しいトピックが多いです。
この本でトピックに対する賛成意見・反対意見を多く取り入れることによって、2分間スピーチはもちろんのこと、その後の質疑応答にも柔軟に対応できるようになりますよ。
収録されているお題も幅広く、様々なテーマで自分の意見を発する力がつくでしょう。
また、ハサミで切って使えるトピックカードがとにかく便利で「適当に選んで即興スピーチ!」という練習を行えますよ。
おすすめです。
オンライン英会話を受講
テキストでスピーチのアイディアを瞬時に思いつく力をつけつつ、実践するためオンライン英会話の受講も行うと良いかもしれません。
1次試験~2次試験の間、1か月だけ受講という形を取ってもよいでしょう。
たまたまかもしれませんが、私が受講している時には英検1級の元面接官をしていた、という日本人の先生がいました(ネイティブキャンプを利用)。
毎回自分で選んだトピックのスピーチを作り、1次試験から2次試験の1か月で10回以上聞いていただき準備ができたんですね。
基本的にどの先生でも「英語のスピーチを作ったので聞いて欲しい/添削して欲しい。」とお願いすれば対応してくれる方は多いはずです。
英語講師をしていながらも、話す機会を保つため今でもオンライン英会話は取ることがあります。
KOKO ENGLISHではコーチングを行っています
最後に簡単に宣伝させてください!
わたしが運営するKOKO ENGLISHでは個人の英語コーチングを行っています。
TOEIC990点・英検1級の講師が目標に合わせ「何をするべきか、どれくらい行うべきか」お伝え。
英検1級を目指している方も現状の課題、弱点等に合わせ、負荷をかけながらコーチングさせていただきます。
興味がある方は「KOKO ENGLISH」「レッスン」ページをご覧ください。
英検1級合格を目指して
さて、宣伝含め、色々紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
教材は自分に合うものを選ぶことが大切です。書店で実際に手にしたり、「合わないなぁ」と思ったら思い切ってやめることも一つの手ですよ。
英検1級は難しい試験ではありますが、対策をして臨めば手に届かないものではありません。
長い道のりになるかもしれませんが、応援しております。