今日からできるリスニング力アップ勉強法【だれでも効果抜群!】

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英語のリスニング力を上達させたい方は沢山いらっしゃるかと思います。

今回はネイティブの英語がスラスラ聞き取られるようになるためのリスニング上達のコツについて解説していきます。

「映画の英語が聞き取られない」

「なぜリスニングが苦手なのか」

「リスニングの勉強法がわからない」

などリスニングに関する疑問解決に役立てるよう説明していきます。リスニングの勉強に困っている方はしてぜひ参考にしてくださいね。

目次

リスニングが苦手な人に共通すること3点

はじめに、英語のリスニングを聞き取られない人にはいくつかの共通点があります。

3点あげましたのでみていきましょう!

①そもそも語彙数が足りていない

リスニングでは全ての単語を理解できなくても前後の文脈からある程度意味を想像することはできます。

ただ、それは1つのセンテンスにつき1~2語分からない場合の話で、それ以上に知らない語彙がある場合には意味が取れない事がほとんどです。

②単語の音を知らない

単語の発音はカタカナ表記で表すことは非常に難しいです。カタカナ発音で覚えていると正しく発音できないだけでなくリスニングにも大きく影響してきます。

これは「自分の知っている音(特にカタカナ発音)」と「ネイティブの発音の音」に差異があるためです。

単語を覚える時には意味だけでなく、発音も日々覚える練習を行わないとリスニングに苦労するかもしれません。

特にシュワ(曖昧母音 /ə/)の音を日本語の母音で発音している方は英語学習者の9割5分以上いると思っています。

③音声変化を知らない

日本語で普段話す際に言いやすいように音を変えて発音することがあります。

「体育館」を「たいくかん・たいっかん」、「洗濯機」を「せんたっき」と発音したり、「いらっしゃいませ」に至っては「しゃぁせー」でも通じます。気づかずに自然と話しているはずです。

英語でも同じで話しやすいように音が落ちたり、音が繋がるリンキングが起きたりと、音声変化があります。これを知らないと発音・リスニングともに苦労しやすくなります。

リスニング力を上達の際に意識すること3点

では、具体的にどのようにリスニングの勉強を行なっていけばいいのでしょうか。

上記で紹介したリスニングが苦手な人の共通点や原因を解決していく必要があります。

①語彙数を増やす

まずは単語を知っていないとリスニングの勉強も意味が入らず音を聞き流すだけになってしまいます。好きな単語帳を選んで語彙を増やしていきましょう。

ポイントとして、ただ単に暗記するのではなく発音もチェックしたいところです。

発音記号に苦手意識がある方はテキストを眺めるだけではなく音声も使って発音しながら覚えてみてください

②音声変化を学ぶ

リスニングが苦手な人の共通点で述べた通り「音声変化」を知っておかないといつまで経ってもリスニングに苦労することになります。

沢山音声変化はありますが3つ例を挙げました。

get to know /ge(t) tu nou/ → 子音が続く際に/t/の音を発音しない。

アナ雪のLet it go であれば /le di(t) gou/ (sounds like れでぃごう or れりごぅ)→有声音に挟まれた/t/はフラップして発音(フラップT)。弱い/d/や日本語のラ行のような音に変化。

I was going to call you /uh wuz guh nuh kah lyu/ →一人称のIはルーズに発音すると/uh/、going to は /guh nuh/。

最近はYoutubeや教材でもこの音声変化、リンキングについて詳しく触れているものが増えました。ネットや書店で調べてみてください。

③同じものを何度も聞く

「一度聞いて何となくわかったし次!」といって1度聞いたら聞きっぱなしで練習しない方も多いです。これは勿体ないなと思ってしまいます。

リスニング上達のためには「同じ素材を何度も何度も聞く」ことは非常に大切です。

聞きにくい音の原因は大抵音声変化でリンキングが起こっていたり、単語の発音や単語自体を知らないことが多いです。

原因を取り除いた後は、繰り返し聞いていくことで最初は聞き取られなかった音やリズム、発音の変化にも耳が慣れていきますよ。

だいち

英語初心者のころはアナ雪を英語で20回以上見ました。
それくらい繰り返すと歌詞やフレーズも自然と口をつくようになってきますよ!

リスニング力アップ勉強法

さて、ここからはリスニング力アップのためのおすすめ学習法「シャドーイング」についてお伝えします。

シャドーイング(shadowing)とは…聞こえた英語を真似して発音する学習法。音に影のように(shadow)ついていくことからシャドーイングと言われる。

ゴールは短いスクリプトをシャドーイングでスラスラ言える状態です。

音を取るだけでなく内容を理解しながら行う「コンテンツシャドーイングを目標にしましょう。

簡単に行えますので、手順をご覧ください!

それではリスニング力アップのための勉強法「シャドーイング」の流れをみていきます。

STEP
30秒から1分の音声+スクリプトを用意

好きな音声を選びましょう。何でも構いません。YoutubeやTED等からスピーチの抜粋を選んでも良いですし、TOEICのパート4の音声も丁度良い長さのためおすすめです。アニメやディズニーも良いですね。

長すぎると負荷が高くなるため30秒~1分の長さで、繰り返し練習を行うための準備をします。

STEP
スクリプトを見て知らない単語・表現をチェック

知らない単語や表現を確認。内容のわからない箇所がないように意識してみてください。

今後のために単語はメモを取っておくと良いでしょう。

STEP
音読(20回)

最低20回は音読をしていきます。黙読ではなく「声をしっかり出す音読」で行ってください。

「内容を理解できる速度」からスタートし、回数を重ねるごとに速度を上げていってください。回数を重ねても音読しながらどんな内容を話してるか意識しましょう。20回+α行います。

STEP
スクリプトを見ながらシャドーイング(10回)

シャドーイングは「聞こえた音を真似して発音する」ものです。初めは音声についていくことに精一杯になるかもしれませんが、根気強く行いましょう。スクリプトはあくまでも補助的なもので、聞いた音を真似するようにしてください。

この段階では下記のプロソディシャドーイングの段階です。

プロソディーシャドーイング(聞いた音を真似するシャドーイング。意味理解はしなくても良い)

回数を重ねシャドーイングに慣れてきたら下記のコンテンツシャドーイングに移行します。

コンテンツシャドーイング(聞いた音を真似する+内容を理解しながらシャドーイング)

発音しながら内容を理解することも意識してください。

STEP
スクリプトを見ずにシャドーイング(10回+α)

最後のステップとして、スクリプトを全く見ずに聞いた音だけを真似していきます。

ここでもまずは音を取るプロソディシャドーイングから始め、余裕が出てきたらコンテンツシャドーイングを行います。内容を理解することも意識してください。

10回+αを行い完成です。

STEP
同じ素材を3~5日繰り返す

上記流れは1日行って終わりではなく、3~5日同じスクリプトを繰り返します

この繰り返しによって、発音、文法、単語、リーディング力、リスニング力を鍛えることが出来ます。

2,3日経つと音読パートを飛ばす方がいらっしゃるのですが、必ず音読から始めることで英文を英文のままとらえる力が養われます。

この流れを数か月繰り返すことで、大きくリスニング力が向上します!

おすすめの勉強法でリスニング力アップを目指そう!

今回は英語のリスニング力を上達させる勉強法をお伝えいたしました。

リスニングに限らず、単語でも会話でもそうですが、繰り返しの力は大きいです。習慣を味方につけましょう。

リスニングが苦手な人にはそれなりの原因があります。

まずはその原因を突き止めてから紹介したような効果的な勉強法でリスニング力向上を目指してみてください。

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