こんにちは!ココイングリッシュ英語講師のだいちです。
現在ニュージーランド北島(ノースアイランド・オークランド)滞在の身なのですが、日本から友人が遊びに来ることも相まって、ニュージーランドの南島(サウスアイランド)に1週間ほど旅行に行ってきました:)
はじめての南島の感想、簡潔に言うと「最高!!!」でした。自然やアクティビティが好きな方なら、気に入ること間違いなし!の場所です。
ということで今回は旅行プランに写真を添えて、実際の旅行の様子をお届けしていきます。
この記事で分かること
- ニュージーランド南島の1週間の旅行プラン
- 実際の旅行の様子を写真とともにお届け
- 今回の旅行でかかった費用はいくら?
今回の旅程はこちら
それでは旅行前に立てた予定からお届けします!
南島1週間の旅行プラン
こちらが今回の旅程です。
今回の旅行は上記の日程をベースに、友人合わせ男4人で行ってきました。
実は旅程を作るのがほんとに好きでして(作っている段階からワクワクが止まらなくなる…!)、
「どこ行こか~?」と主要な行きたい場所を相談しながら決めて立てた形です。
旅行プランと言っても必ずこのプランにするわけでなく、旅先での気分や天気に合わせて計画は変えちゃいます。
ただ複数人で旅行へ行く時は予定に軸があることで、充実感が高まるのですね。
元々のプランでは4日目にユネスコ世界遺産に登録されている「ミルフォードサウンド」に行く予定でした。
ただ、3日目のスカイダイビングが天候で難しくなり、「ぜっったいスカイダイビングは外せない!」と旅行中に計画変更しています。
旅程を作るメリット
- 1本軸があることで、その軸を中心に行動できる
- 複数人で行く時にバラバラになりにくくなる
- 旅程を作る段階から旅行気分で楽しくなる
旅のルートを確認
グーグルマップを使い旅のざっくりとしたルートを確認します。
1週間の移動距離は1000キロ越えの1123キロ。
各ポイントの移動は3~4時間ほどだったことに加え、今回は3人で運転を回したためそこまで苦ではありませんでした。
寧ろ移動中の景色がきれいなこともあり、運転自体は楽しいのですよね。
4人で話しているとあっという間に到着していました。
1日目【オークランド→クライストチャーチ→テカポ】
初日は北島・オークランドから南島・クライストチャーチへの移動日です。
オークランドからクライストチャーチまでは1時間半程度。うたた寝をしていたらあっという間に到着のアナウンスがありました。
荷物を受け取り、レンタカーをピックアップ。ネットで事前に予約しておくと1週間で220ドルほどでした。車は新しいトヨタのカローラ。1週間でこの値段は安いですよね。
クッキータイム / COOKIE TIME
クライストチャーチからテカポに向けて出発。はじめに立ち寄った場所は「クッキータイム」。
クッキータイムはクライストチャーチで生まれたKiwi(ニュージーランド人)なら誰でも知っているクッキーです。
お店が見てみたかった!のです。
“Cookie Time came to life on 1 February 1983, when 21-year-old Christchurch entrepreneur Michael Mayell and his mum delivered 70 jars of Cookie Time® Original™ Chocolate Chunk cookies to 70 Christchurch stores.”
「1983年2月1日、21歳のクライストチャーチの起業家マイケル・メイルと彼の母親が、クライストチャーチの70店舗に70瓶の”クッキータイム・オリジナルチョコレートチャンク”を配達したのが、クッキータイムの始まりだった。」
クッキータイム公式ホームページより https://cookietime.co.nz/
直営店のため普通のクッキーだけでなく、限定の味や沢山クッキーが入ったパック、かわいいクッキータイムグッズ等が売っています。
「いきなりお土産…⁉」となりますが、そうです、お土産におすすめです。つい買っちゃいました。
移動のお供にも最適なクッキーです。
テカポに向けて移動中
テカポ湖 / Lake Tekapo
クライストチャーチから車で3時間ほどでテカポ湖に到着。
テカポの街はクライストチャーチから車で南西の方向へ3時間ほどのマッケンジー盆地に位置しています。中心街は美しいミルキー・ブルーのテカポ湖をはさんで北に面しており、遠くに壮大なサザンアルプスの山々を見晴らすことができます。テカポ湖がまるでミルクを溶かしたような特徴ある青みがかった乳白色をしているのは、氷河が動く時に削りだす、ロックフラワーと呼ばれる細かい岩石の粉が湖の水に溶け込んでいるためです。
100% pure new zealand より https://www.newzealand.com/jp/lake-tekapo/
夕食 Blue Lake Eatery
テカポはサーモンが有名です。
サーモン丼が有名な「湖畔レストラン(Kohan)」というジャパニーズレストランを目当てにしていたのですが、丁度閉店時間になり間に合わず。
ほんっとうにニュージーランドのレストランは閉まるのが早いです(おかげで仕事とプライベートのバランスが保たれているから良いのですけどね、QOLというやつです)。
サーモン丼をあきらめて、Blue Lake Eatery & Barでサーモンを食べました。
テカポの星空を堪能!良き羊飼いの教会 / The Church of the Good Shepherd
テカポ湖とその周辺は、昼は絵のように美しく、夜は満点の星空が素晴らしい場所です。 ユネスコの国際ダークスカイ・リザーブ(星空保護区)に指定された、星空観察にパーフェクトなスターゲイジングスポットです。
100% Pure New Zealand より https://www.newzealand.com/jp/lake-tekapo/
こちらがテカポの星空とともに有名な良き羊飼いの教会。
実はこの教会、駐車場が目の前にあることもあり、車のライトの影響で星空が見えにくくなってしまうのです:-|
ちょっと見え始めたなぁ、と思っても次々車が入るため、「ちょっと歩こう」と移動。
この「良き羊飼いの教会」から数分歩くだけで、星空観測にはぴったりの真っ暗な場所が沢山ありました。
車通りも少なくなるため、そこまで行くと星の数&明るさが数段上がります。ほんっとうに綺麗!!
肉眼だと映っている10倍は星が見え、「これが満点の星空か!」と実感できます。
星眺めるだけで2~3時間外にいた気がします。最高&最高。
2日目【テカポ/プカキ湖/マウントクック】
2日目はマウントクックのトレッキングの日。
マウントクックへ向かう前に軽く周辺を散歩し朝食を食べます。
腹ごしらえも終え、マウントクックに向けて出発!
プカキ湖 / Lake Pukaki
テカポからマウントクックまでは1時間半程度の移動。
そして、その道中必ず通るのがプカキ湖(Lake Pukaki)です。
車から見えた瞬間「うおおおおおおお!」「やばっ!!!!」と言う声が車に響きます。
写真を見返してもすごいなぁ、と思いつつ、やっぱり実際に目で見た時は感動でした。
道中寄っただけなのに時間を忘れちゃいます。
いつの間にか水切りバトルも始まり、野球部出身の友人は神がかった水切りテクニックを見せていました。
マウントクック(アオラキ)/ Mt.Cook(Aoraki)
マウントクックはニュージーランド最高峰の山!3,754mの高さを誇ります。
今回はニュージーランドで最も人気が高いともいわれるフッカーバレートラック / Hooker Valley trackでトレッキングをしました。
マウントクックのトレッキングはニュージーランドの大自然を堪能するのに打ってつけ。
最高でした!
3日目【テカポ→クイーンズタウン】
3日目に予定していたスカイダイビングは雨の予報があり、4日目に変更。
予定を変更しクイーンズタウンへの移動に加え、観光に充てることにしました。
アロータウン / Arrowtown (クイーンズタウン近くのお洒落な街)
クイーンズタウンに向かう途中で寄った街、アロータウン。
こじんまりとした街ではあるものの、お洒落なお店が多く、お土産を買うのにもおすすめの場所です。
ファーグバーガー/Fergburger(ハンバーガーショップ)
友人から「南に行ったら必ずファーグバーガーは食べろ!ニュージーのバーガーで一番うまいぞ」と言われ、訪れたハンバーガーショップ。
お店はいつも大行列ですが、時間帯が良かったのか待ち時間は15分ほどでした。
噂によると1時間程度待つこともある、とか?
特大ハンバーガーで「食べきれるか…?」と思いつつも、軽いバンズとパティの肉肉しくも食べやすい味付けに止まらなくなります。ペロリと食べちゃいました。
「NZで一番美味しいハンバーガー屋さんどこ?」と聞かれたら、すぐにファーグバーガーと答えます。
その位おすすめのお店になりました。
因みにファーグバーガーの隣には「Fergbaker / ファーグベイカー」というパン屋さん、そして「Mrs Ferg Gelateria / ミセスファーグ ジェラテリア」というジェラートショップがあり、系列店になっています。
Fergbakerだけ寄りましたが、クリームの入ったドーナッツが1つじゃ足りないくらい美味!
4日目【クイーンズタウン】
3日目に予定していたスカイダイビングをリスケし4日目はスカイダイビングデイ。
早朝から緊張がピークに。
実は高所恐怖症でして、不安でいっぱいでした。
とは言え「不安VS好奇心」の構図では好奇心の方が圧倒していたため「やったるぞ!おらぁあ!」という心持ちでした。
スカイダイビングに挑戦 – NZONE Skydive Queenstown
Once in a life time experience(一生に一度の経験)になるだろうと思い挑戦。
朝7時半集合と早め。午前中の方が風が安定し、空のアクティビティ向けの気候になるとのこと。
小型飛行機にのり12000フィート(約3600メートル)上空まで出発…!
富士山が3776メートルですので、それに近い高さからダイブします。
飛行機の扉を開けた瞬間、もの凄い風の音。
緊張もありましたがインストラクターが後ろについてくれるので、安心して背中を任せられます。
「3、2、1!」と真っ逆さまに!
一瞬何が起きたか分からなくなるものの、身体が安定すると広がるのは大自然のアート。
碧と緑が広がり、ニュージーランドの風景と一体化します。
あまりの気持ちよさにず~っと声にならない声をあげてました。
無事に着陸して友人と再会。自分だけでなく、他の皆も興奮しすぎて何を言っているか分かりません笑。
この壮大な景色で飛べるのは日本では中々ないそうです。高所恐怖症でも飛べました(飛ぶまではかな~~り怖かったです、本当に笑)。
クイーンズタウンでのスカイダイビング、最高でした。ぜひ。
クイーンズタウン散策
スカイライン ゴンドラ&リュージュ
「リュージュ(Luge)」という乗り物を聞いたことはありますか?
プラスチックでできたブレーキが付いているだけのソリです。
ゴンドラで頂上に行ったら、リュージュ専用リフトがあり、この乗り物で何度も遊べます。
思っているよりもスピードが出て爽快感あり!
5日目【クイーンズタウン→ダニーデン】
この日はクイーンズタウンからダニーデンへの移動日。
その前に!と午前中はクイーンズタウンでジェットボートに乗るアクティビティをしてみました。
ジェットボート / KJET
速度何キロ出てたのでしょうか?(気になる)
水しぶきが上がる中、渓谷の間を縫うように走り、360度スピン。くるくると何度も回ります。
他のお客さん含めみんなで「ふぅ~~~~!」と声が上がります。
ところどころ写真を撮る時間もあり、楽しい1時間でした。
その後、クイーンズタウンからダニーデンへ移動。
休憩も入れて4時間ほどの移動をし、夕方に到着。
ちょっと疲れもあり、この日は宿泊先でウーバーを頼み、軽い飲み会に:)
6日目【ダニーデン→オマル→クライストチャーチ】
前日はぐっすり。起床後、早速ダニーデン観光へ!
世界で一番急な坂⁉ ボールドウィンストリートへ / Baldwin Street
ダニーデンに入り2019年までは世界で一番急な坂、だったボールドウィンストリート(Baldwin Street)に寄ります。
街中にあるため、無料で立ち寄れるのもgood!
ボールドウィン・ストリートは、ニュージーランド南部の都市ダニーデン郊外の住宅地にある街路。最大勾配は35%で、2019年に更新されるまでギネスブックに「世界一急な街路」として認定されていた。
ウィキペディア より https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88
写真で見るよりも実際にはずっと急こう配です。下る車はブレーキがキュルキュル音を立てながら、下っていました。
横になった友人は「やばい~」と言いながら転がっていきます。
ダニーデン駅 / Dunedin Railway Station
1900年代初期ニュージーランドの商業の中心都市として栄えダニーデンに、その当時の繁栄を象徴する壮麗な建築物のひとつとして1906年にダニーデン駅が完成しました。 黒色の玄武岩にオアマル産の白い石灰岩の縁取りに特徴のある、豪華な装飾が施されたフレミッシュ・ルネッサンス様式の見事な建築物としても有名で、建物には改修が加えられ、現在でも当事の壮麗さをそのままに残しています。
100% Pure New Zealand より : https://www.newzealand.com/jp/feature/dunedin-railway-station/
野生のペンギンが見れる場所!?ブルーペンギンコロニー / Oamaru Blue Penguin Colony
ダニーデンから移動しオマル(オアマル?)に立ち寄ります。
なんとここでは野生のペンギンが見られる場所があるとの情報。
早速その場所に向け出発!
ペンギンを発見!橋の上に100匹以上はいました。
立ち入り禁止なので遠目からの観察にはなりましたが、野生で見るのは初めてで満足。
日によっては近くで沢山泳いでいたり、のんびりしていたりするとのことです。
野生のペンギンやアシカは中々見られない珍しい体験!おすすめスポットです。
クライストチャーチに到着
ようやくクライストチャーチに到着。ダニーデンからの車移動は4時間半ほどでした。
とは言え、色々な場所によったため、ついたのは18時過ぎ。
最後の締めにレストラン&バーへ。
ビール党の友人たちが種類豊富なビールを飲めて満足気。
ご飯もおいしゅうなお店でした。
7日目【クライストチャーチ→オークランド】
7日目は最終日。充実した日々も過ぎてみるとあっという間でした。
レンタカーを返却し、空港へ!
旅の思い出とともに、オークランドに戻ります。
今回の旅行でかかった費用は?
今回は男旅、ということもあり、下記2点に重きを置いて事前予約。
・宿は安く
・アクティビティにはお金をかける
ニュージーランドサウスアイランドの1週間旅行で実際にかかった費用をまとめてみました。
南島1週間旅行 | 4人 | 一人当たり | 備考 |
---|---|---|---|
飛行機代往復 | 480ドル | 120ドル | セール期間に購入 |
ホテル代(7泊) | 1,248ドル | 312ドル | AirBnb, Booking.comがメイン |
レンタカー(7日) | 235ドル | 59ドル | ネット事前予約 |
ガソリン代 | 220ドル | 55ドル | 1週間で3回給油 |
スカイダイビング(動画撮影付き) | 2400ドル | 600ドル | 高めだが人生1度の経験、やる価値あり! |
ジェットボート | 640ドル | 160ドル | 予約不要 |
ゴンドラ | 292ドル | 73ドル | ゴンドラ&リュージュのセット |
合計 | 5,515ドル | 1,380ドル | これに各自ご飯代がプラス |
一人当たり合計1380ドル、こちらに1食20~40ドル程度、各自ご飯代が加わりました。
アクティビティも多く行い、内容の充実度を考えると、割安で回ることが出来たなと感じます。
宿にお金をかけるのか、アクティビティにお金をかけるのか、旅行は好みですので、アレンジしてみてくださいね。
というわけで1週間の旅行でかかった費用でした。ご参考までに。
おわりに
ということでニュージーランド南島、1週間の旅行の様子をお届けいたしました。
こうやって記事を書き・写真を見ていると、楽しかった日々が思い出されます。
ニュージーランドにいらっしゃる方、行く機会がある方の参考になれば嬉しく思います!