こんにちは。ココイングリッシュ英語講師のだいちです。
皆さんはTOEICを解くとリーディングパートで時間が余るでしょうか?それとも中々解き終わりませんか?
自信をもって解き終わる!と答えられる方は中々の上級者ではないでしょうか。
リーディングパートは問題の量が多いため、テストが終わると受講生から様々な報告を受けます。
「時間は余らなかったです…解き終わりませんでした(泣」
「15問塗り絵してます(塗り絵は適当にマークシートを埋めること)」
「ギリギリ解き終わりました!」
「10分余りました(ドヤ」
実はこの時間内に解ける問題数/余る時間と実際の点数は相関性が高いのです。
そのため数週間後の結果報告では予想の数値に近い点数が出ることが多くあります。
ということで今回の記事ではトイックにおける余る時間・解き終わる問題数、について考えていきたいと思います。
なぜ余る時間と点数に相関性がある?
TOEICはリスニングパート45分、リーディングパート75分、計2時間のテストです。
リーディングパートでは75分で100問解く必要があるため、英文処理の速さと正確性が求められます。
英文処理能力/読解力の高さに比例して点数が伸びるため、解き終わる/終わらない、時間が余る/余らないは点数に直結します。
・時間が余る→英文処理能力が高い(速く正しく読む能力が高い)
・時間が余るが点数が伸びない→精読できていない、飛ばして読んでいる、雑に読解している
・解き終わらない→英文処理に時間がかかる状態
レベル別 TOEICリーディングパートの終わる時間
それでは点数別に終わる時間、解き終わらない問題数を見ていきましょう。
~600点レベル
20問以上残して時間切れが多い。
パート5,6で40分以上時間を使うこともあり、全ての問題を解き終わるにはプラス30分程度必要。
600~700点レベル
10~20問程度残して時間切れが多い。
解き終わるにはプラス20分程度必要。
700~800点レベル
5~10問程度残して時間切れが多い。
解き終わるにはプラス10分程度必要。
パート5は10分程度要する。
800~900点レベル
ギリギリに解き終わる/~5分程度時間が余ることが多い。
このレベルで時間が5分以上余る場合には精読が出来ていない部分があり飛ばして読んでいる印象がある。
パート5は8分程度。
900~960点レベル
5~10分程度時間が余ることが多い。
このレベルになると見直す時間を確保できる人が増える。
パート5は7分程度。
960~990点レベル
10分以上時間が余ることが多い。990点レベルになると15分以上余ることが多い。
パート5は6分程度。980以上のレベルになると5分かからない人も少なくない。
解き終わらないからといって落胆せずに
「TOEIC解き終わらないです…泣」という方は多いのですが、落胆せずに。
自信をもって「解き終わります!」と言える場合は既にTOEIC800以上の実力を持っているでしょう。
毎日の積み重ねで英語力は向上しますので、解き切れないと落ち込まずに、1問1問解ける問題を増やしていきましょう。ファイト!
模擬試験を有効活用―時間の指標をつくる
「時間内に解き終わる!」という目標だと曖昧なため解き終わらないことが続くとやる気が削がれてしまうことがあります。
勉強のためにも、時間の指標を作ることがおすすめです。模擬試験(公式問題集)を活用してみましょう。
リーディングパートを75分で解き切れる場合
・何分時間が余ったか、をメモ
→次の模試で余る時間を増やすことを目標に
リーディングパートを75分で解き切れない場合
① 75分で何問目まで解き終わったか、をメモ
→次の模試で解き終わる問題数を増やすことを目標に
② 時間を過ぎても解き切り、プラス何分で終えることが出来たかをメモ
→次の模試でかかる時間が少なくなることを目標に
繰り返し模擬試験を解くうちに、正答数/点数だけでなく、「余る時間」「解き切れる問題数」等の数値もひとつの指標にしてみてください。
中々点数が伸びない時期にも、時間的な成長を感じられますよ:)
英語力アップには英語コーチングもおすすめ
KOKO ENGLISHではTOEIC990点を保持している講師が個人英語コーチングを行っています。
「リーディングの速度を上げたい!」「リスニングが難しすぎる…」「TOEICで〇〇点を越えたい!」
そんな目標・お悩みがある方のサポートをしています。
無料体験レッスンも行っていますのでお気軽にお問い合わせください。
おわりに
点数だけでなく、TOEICの時間そのものも指標にすることで数値目標がより具体的に立てられます。
目標点数に到達できるよう日々の学習を続けていきましょう😊
Keep it up!