英語講師が車でレッスンしながら日本を周った話【アドレス旅・アドレスホッパー】車旅 日本半周

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こんにちは! ココイングリッシュ、英語講師のだいちです。

実は2023年1月末~3月末にかけて車でレッスンしながら日本を旅していました。

ひとり旅だったので移動の自由度が高く、予定を柔軟に変更できるのが魅力。行く街、行く街で良い出会いがあり最高の旅でした。

ということで今回は旅の様子やルートを紹介していきたいと思います。2カ月の旅で得たものや今後の展望ついても触れていくので、ぜひ最後までお付き合いください。

車でのレッスンに使用した道具の紹介もしますので、オンラインワークをしたい方も参考になるかも?

広島・宮島。広島の五重の塔。
広島・宮島での1枚
目次

お主、なぜ旅にでるのじゃ

冬のむくむく鳩さま「お主、なぜ旅にでるのじゃ」。太っている冬の鳩。かわいい鳩。むっくりしている鳩。
冬のむくむく鳩さま「お主、なぜ旅にでるのじゃ」

「お主、なぜ旅にでる?」と問われると、答えは一つ。日本をもっと知りたいから、というシンプルな理由でした。

実は現在ニュージーランドに滞在をしているのですが、「その前に日本をもう少し知っておこうや!」という気持ちから旅を計画していたのですね。

ちょうど家の契約更新の時期が1月末であること、そしてニュージーランドへは3月末に出発ということもあり、家は更新せずに2か月旅をした方が楽しいはずと考えていました。

旅に理由はいらない派なのですが、「未知を機知にしたい」というのがいらない派なりの理由です。

アドレス旅・アドレスホッパーってなに?

始まりの拠点。茨城・大洗邸

今回は車で周りながら旅をする、といっても冬なので車中泊はしない選択をしています。

何より車が日産のノート(コンパクトカー!)なので車中泊は厳しい…というのが一番の理由です。

そこで「アドレス」というシェアハウスや空き家等を利用して泊まれるサービスを利用しました。

宣伝広告ではないのであしからず。

アドレスのサービスを使って、拠点を転々とする人のことをアドレスホッパーと言うそうです。

アドレスホッパーとは、定住する特定の家を持たずにさまざまな場所を転々としながら生活する、新しい暮らし方を実現している人のこと
アドレス公式サイトより:https://address.love/featured/hopping

シェアハウスでは拠点を他の利用者と共同で使うため、声を出すレッスンに向いている場所が少なかったです。

そのため寝泊りはシェアハウスで、レッスンは車で、と切り分けて周ることにしました。。

準備の巻 -車旅のルート編-

車でレッスン旅!今回のルートを見ていきましょう。

旅ルートを決める上で…

旅のルートを決めるにあたって、「これはしよう!これはしない!」と決めごとを作りました。ルートを決める上で外せない点をいくつか紹介します。

ルートを考える上で決めたこと

  • 期限は2カ月!NZ出発までの限られた時間での旅
  • 冬の天気を考慮し、大雪の日本海側はなし!
  • 未踏の地、四国には必ず行く!(人生で行ったことがない!)

茨城を出発、移動しながら四国を通り、山口を終点とし折り返して戻る、というプランに決めました。

本当は九州まで回りたかったですが、時間がなく泣く泣く断念(泣)。

アドレスホッパー車旅!旅のルート

旅行中に多少のルート変更はあったものの、下記のルートで巡っています。

皆さんが住んでいる場所、好きな場所も入っていますか?

行きのルート

スタートは茨城、本州の最西端・山口まで。四国へは淡路島から入るルート。

帰りのルート

行きのルートに似ていますが、寄れなかった街に立ち寄るようにしました。3.11に合わせ福島まで行ってからの茨城に戻っています。

2か月で回るには盛りだくさんすぎる、でしょ?それぞれの街を1~3泊ずつしながら巡りました。

もっとゆっくり過ごしたい町が多くあったのが記憶に新しいです。

アドレス(シェアハウス)のサービスでは下記の拠点に泊まっています。

アドレスのサービスで泊まった宿はこちら

  • 茨城大洗→福島須賀川→茨城水戸→神奈川秦野→静岡沼津→静岡用宗→愛知名古屋→兵庫神戸→淡路島→香川高松→愛媛松山→広島尾道→山口岩国
  • 山口で折り返し→広島→岡山倉敷→兵庫明石→三重→名古屋→静岡→福島双葉郡→茨城へ

準備の巻 -車でレッスンどうやるの編-

「車でレッスンってどうやるの?」ということで

レッスン中は自分で写真を取れなかったですが、基本的にこのような形でレッスンしていました。

雪が降り始め、寒さと戦いながらレッスンした日

①Wi-Fi、②バッテリー、そして③車用の簡易デスク、この3点を用意し日々レッスンしていました。

泊まる場所の駐車場や、移動間にコインパーキングに入り(地方は安いのでも問題なし)授業をします。

車でレッスンをすると大きめの声を出しても問題ないのがメリット!でした。

不思議なもので慣れると5分で準備して始められるので、「移動→レッスン何コマ→移動→レッスン何コマ→目的地到着」みたいなことが出来るようになってきます。

時間が迫ると「OK Google, 近くの駐車場を教えて~」とグーグル先生に教えを乞うように。

車でレッスンするための相棒(必要な道具)紹介

ここで3点セットの相棒たちを紹介します。

① レンタルwifi

wifiがないとオンラインで仕事は出来ない!

借りたwifiは20mbps位しか出ませんでしたが、電源があればどこでも使えるのが魅力。ポケットwifiよりも速度が安定しているので仕事しやすかったです。

② Jackeryのバッテリー

パソコン、そしてwifiの電源供給ために必要でした。

これがまあ便利でよく充電が持ちます。今のバッテリーって音がかな~~り静かなんですね。驚きです。

ほどよく重さがあるので持ち運んでいるうちに愛着が湧きすぎていました。

③ 車用PCテーブル

最後に車用のPCテーブル。ハンドルやヘッドレストを使って簡易テーブルが出来るセットです。

基本的には後部座席にセットしてレッスンを行っていました。意外に耐久性があるのでパソコンもしっかり固定してくれました。

洗車をして新たな気持ちで出発へ

出発前に車をぴかぴかにし、いざ出発へ。

洗車中に待っている時間…嫌いじゃないです。

いざ、出発!アドレス旅の様子を写真で紹介

家を解約し、書類関連も全て清算しました。準備が出来たところで出発。

写真にコメントを添えながら旅の様子を紹介したいと思います。

写真を見ると「全然レッスンしてないじゃん!」と思うかもしれませんが、移動中・夜に多くレッスンをしているのであしからず。何事も切り取るとよく見えるものです。

それでは出発!

大洗、駅前。カジキの宝庫。大洗能海。ガルパン。
旅は茨城大洗からスタート
大洗ショッピングモール。過疎化。人がいない。
大洗にあるショッピングモール。営業中。過疎化がすすんでおり数人しかお客さんがいない。
潮騒の湯。日替わり定食。
立ち寄った温泉のご飯。潮騒の湯。これで1100円。
虫の自販機。食用の虫。
食用の虫の自販機。コオロギやバッタだけでなく、タガメや蜘蛛もそろっていた。福島。
福島須賀川はウルトラマンの町。バルタン星人。
福島須賀川はウルトラマンの町、らしい。バルタン星人。
岡野整体。足伸法。ゴッドハンド。
実はキックボクシングで酷い腰痛になってしまい、教えていただいた人気の岡野整体さんへ。足伸法という施術で本当に1回で治癒。まさにゴッドハンド。東京。
お茶の自販機。タバコに見えるお茶。
たばこに見えるがお茶の自販機。静岡にて。
トリックアート。びゅうお。沼津
シェアハウスで仲良くなった人と回った場所。全然トリックになってないアート。
富士山。朝6時の静岡。遠方に富士山。波が引く音と小石と貝殻を踏む音が心を清めてくれる。
朝6時の静岡。遠方に富士山。波が引く音と小石と貝殻を踏む音が心を清めてくれる。
沼津港大型展望水門「びゅうお」
沼津港大型展望水門「びゅうお」
猫。カメラ目線。肉球。可愛い。
拠点の猫をもふもふ、にゃんにゃん。
深海魚。沼津新海水族館。
静岡沼津の深海水族館。きもかわな魚がたくさん。
登呂遺跡。人がいない。遺跡。住居。
登呂遺跡。弥生時代の集落。
ドクターDイングリッシュ。菊澤大地。ドクターD。マスタートレーナー。
旅をしていると伝えると発音の師匠兼上司・ドクターDが来てくれた。ドクターDイングリッシュの尊敬する先輩方・同僚とも生では初対面!名古屋にて。
滋賀、琵琶湖。
移動間でのんびり釣りをする日も。(つれませんでした…!)。滋賀。
淡路島。観覧車
移動中はこんな場所でレッスンをすることも。車でレッスンをしても、背景が変えられるので受講生には全く気付かれず。もちろん旅をしていることは良く話していました。淡路島の観覧車があるSA。
シェアハウス。お洒落。きれい。清潔。淡路島。
お洒落なシェアハウス。ここで会った兄ちゃんが凄く話しやすく良い方だった。淡路島。
淡路島のお店。
オーストラリアでお世話になった先輩と再会!美味しいお店。淡路島。
香川のうどん。
うどんはあまり好きじゃないのに、香川のうどんが美味しすぎる。他店舗も周って2日で4食も。朝食に食べることも多いらしく早朝から開いているお店が多い。
香川のうどん、セルフサービス
セルフスタイルのうどん屋さん。ちくせい。こういうの、好き。
栗林公園。国の特別名勝、回遊式大名庭園。
栗林公園。国の特別名勝、回遊式大名庭園。
こんぴらさん。石段が1368段あり、よいエクササイズ。
こんぴらさん。石段が1368段あり、よいエクササイズ。
こんぴらさん。厳かな神社
こんぴらさん。厳かな神社。
三津の渡し
「三津の渡し」。舟なのに実は公道。無料で対岸に渡してくれる。朝の散歩ルートに入れ、気持ちよい朝のスタート。愛媛松山。
愛媛松山(三津浜)の海辺。友人と合流。逆光カッコイイ風写真。
愛媛松山(三津浜)の海辺。友人と合流。逆光カッコイイ風写真。
なんと鮨。なんと寿司
二人でお寿司3人前、天ぷら、刺身、茶わん蒸し、お酒を頼んで7000円台。美味しさもさることながら、お会計が安くて驚きのお店。なんと寿司。
道後温泉
道後温泉。人気過ぎて入れず、近くの温泉へ。次回は必ず!
ランチ、お洒落、健康に良い、身体が喜ぶ
お洒落ランチ。四国は身体が喜ぶランチが多い気がする。
水餃子の会
シェアハウスのみんなで水餃子の会。中国の方に指導して頂きながらこねこね。簡単な中国語も教わった。
水餃子の会、山菜
山菜を使った餃子でうんんんまかったです。3時間くらい話ながら食欲が止むことなく食べ続けた。楽しかったぁ。
広島、尾道
広島・尾道へ。
シェアハウスの拠点。海が目の前のきれいな拠点、尾道
シェアハウスの拠点。海が目の前のきれいな拠点。移っているのはは先輩。広島、尾道。
原爆ドーム、平和記念公園
原爆ドーム、平和記念公園。平和記念資料館はかなりの混雑にも関わらず、誰一人話す人はいない異様な光景。話さないというよりも、言葉を失っている状態が近い。私自身も歴史を勉強していたものの、実際の状況を写真や遺物でみると言葉は出ず、いたたまれない気持ちに。平和とはいったい。G7サミットで各国が訪れたことは大きな意義があるはず。
宮島
宮島。雲一つない空。天候に恵まれていた。
尾道ラーメン
尾道ラーメン。鶏ガラといりこだしのスープ。美味。
岡山倉敷の街並み
岡山倉敷。お洒落なお店も多く、歩いているだけで気持ち良い街並み。
大原美術館、日本最古、西洋美術館、きれい、おしゃれ、ジャコメッティ、ぴかそ、もね
日本最古の私立西洋美術館、大原美術館。モネやらジャコメッティやらピカソやら、テンションが上がる作品が沢山展示されている。美術館にしては割高かなぁ、と思うも、行く価値ありありの美術館。
法隆寺
柿食えば鐘がなるなり?…そう、法隆寺。
松尾芭蕉生誕の地
松尾芭蕉生誕の地。三重県・伊賀。「古里や 臍の緒に泣く 年の暮」の句が石碑には刻まれている。突然英語情報ですが、芭蕉の俳句は一つの句に対し多くの英訳がある。「古池や蛙飛び込む水の音」をどう訳す?
忍者トイレ
三重伊賀は忍者の町らしい。トイレも忍者。にんにん!
確定申告を邪魔する猫
確定申告VSにゃん。可愛いは正義か。
岡倉天心、六角堂、茶の本
紆余曲折ありながら、茨城に戻って岡倉天心の六角堂へ。資料をみてびっくりしたのが岡倉天心が英語に物凄く堪能であること。「茶の本(The book of tea)」を読んだらネイティブと変わらんでした。
オラクルカード、シェアハウス
オラクルカードなるものが出来る人に会ったので、占って頂きました。NZ生活は上手くいくとの事。シェアハウスって色んな背景がある方が集まる。
3月11日、震災の遺構
3月11日に合わせ、震災の遺構を見に行くことに。
震災遺構 浪江町立請戸小学校
震災遺構 浪江町立請戸小学校。凄惨な状況。こちらの小学校は無事に全員が避難出来、山に逃げた後トラック運転手が救ってくれたとのこと。
津波到達時刻で止まるタイムレコーダー。
津波到達時刻で止まるタイムレコーダー。
暫く帰還困難区域だった場所のしまむら。服もそのまま残っていました。
暫く帰還困難区域だった場所のしまむら。服もそのまま残っていました。
ふくしまを応援するポケモンラッキーのラッキー公園、ベロリンガ、ピィ、ププリン
ふくしまを応援するポケモンラッキーのラッキー公園。道の駅にある。ベロリンガとラッキーがかわいいいい。11年が経過しますが復興には向かっている状況。ただ、マイクロシーベルト数を表示する掲示板が至る所にあり、帰還困難区域もまだまだ存在する。
大洗、神社
2か月間の旅を終え、茨城に戻ってきました。長いようであっという間の短い旅でした。
加藤純一、ハイパーゲーム大会、もこう、みゃこ
旅を終え、NZに行く数日前。ゲーム実況が好きなので、3月末にはハイパーゲーム大会というイベントへ。千葉幕張。

本当に色々な場所を訪れ、シェアハウスでも多くの方にお会いしました。

旅をしながら、レッスンをする。オンライン英語講師でこれが出来ることが分かったことは本当に良かったです。

2か月の旅で得たもの-思い描くことを体現していくこと

2か月で得たもの。宮島の日の入り。

2か月の旅で得たもの。それは仕事をしながら旅が出来るんだ、という実感。この実感が本当に大きな自信に繋がりました。

頭では出来るだろうなぁと思っていることでも、いざやってみるとなると不安があったのですね。ただ日々新しいことや出会いがあるので、レッスン自体も今まで以上に生き生きしていたような気がします。

人って不思議なもので不自由な環境でもすぐになれるのですね。小さい車で荷物も少なかったですが、逆に「生きていく上で多くのものって必要ないや」とミニマリストのもつ感覚を体感できます。

この2カ月が好きすぎて、NZに行くのを辞めて、このまま旅を続けようか真剣に考える位でした。

人に茶々を入れたり、「〇〇すればいいのに、△△すべきだ」という方はたくさんいます。

頭では理解していたり、思い描いている人もたくさんいます。

実際に動いている人は少ないような気もします。

思い描いていることと実際にやってみることのギャップに気づくこともまた一幸。

帰国した際には時期を見て、車中泊できる車で回れればいいなぁ、と考えるようになりました。

自分の思い描くことをやってみる、これを今後も続けていきたいし、続けていくように思います。

これで十分

最後に一篇、詩を紹介させてください。

かつてナナオサカキという地に足のついた詩人がいました。ヒッピーで自然と共生してきた詩人の詩に「これで十分」という詩があります。

「これで十分」

足に土

手に斧

目に花

耳に鳥

鼻に茸

口にほほえみ

胸に歌

肌に汗

心に風


-ナナオサカキ詩集より

うん、これで十分。少ない言葉がより自然に身を任せる強さを表しているなと。

これで十分。そんな旅をこれからもしたいです。

新しい地へ-ニュージーランド編に続く

NZでの綺麗な写真、ロトルア、オークランド、北島、美しい風景、ニュージーランド、菊澤大地、きくざわだいち

そんなこんなで2か月のレッスンしながらの旅を終え、英語研鑽のためニュージーランドに来ています。

新しい生活についてはまた別の記事にて。

ここまで読んでくれてありがとう。

Have a lovely day!

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