カタカナ英語で「オ」の音はアメリカ英語では「あ(ah)」で発音されている?

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こんにちは。英語講師のだいちです。

突然ですが下記の単語を声に出して発音してみてください。

Hot / Office / Problem / Possible

どのような発音になったでしょう?「ホット」「オフィス」「プロブレム」「ポッシブル」という発音になった方も多いのでは、と思います。

実はこれらの音、アメリカ英語ではストレスの母音が/ɑː (ah)/で発音されており、喉を開いて「あ」と出す音なのですね。

ということで、今回の記事では「お」だと思っている音はアメリカ英語では「あ」になるよ!という事について言及していきます。

目次

アメリカ英語では「あ」の音で発音

アメリカ、アメリカ英語のイメージ。ニューヨークの画像。

カタカナ英語で「オ」になっている音はアメリカ(カナダ)英語ではストレスの母音が/ɑː (ah)/で発音されることが非常に多いです。

辞書で/ɔ:/(「オ」の音)と記載されている単語も、General American(GA・一般米語)では区別されず/ɑː (ah)/で発音されます 。

昔の辞書ではアメリカ英語でも/ɔ/(「お」の音)のまま書かれているものが多かったものの、最近のweb辞書ではUS発音において/ɑː(ah)/と表記されるものも増えてきました

先ほど挙げた例の「ホット」「オフィス」「プロブレム」「ポッシブル」に関していえば、

カタカナ表記だと「ハット」「アフィス」「プラブレム」「パッサボゥ」が比較的近い発音になりますよ。

詳しく知りたい方はCot-caught merger を検索!cotとcaughtの発音が全く同じ発音に統合(merger)していることからつけられている名前です。

単語の例を見てみよう

単語集のイメージ。緑と葉っぱ、そして本の綺麗なイメージ。

それでは単語の例を見ていきましょう。母音はすべて喉を開いて/ɑː(ah)/の音です

どうしても今までのイメージで発音が文字に引っ張られることがあるはずです。

発音する際に単語のイメージで音を変えないように、/ɑː(ah)/の音を狙って発音してみましょう!

Hot /hɑːt/

Office /ˈɑː.fɪs/

Problem /ˈprɑː.bləm/

Possible /ˈpɑː.sə.bəl/

Water  /ˈwɑː.t̬ɚ/

Bob /bɑːb/

Often /ˈɑːf.ən/ /ˈɑːf.tən/

Want  /wɑːnt/

Talk/tɑːk/

Walk  /wɑːk/

Process /ˈprɑː.ses/

Proper /ˈprɑː.pɚ/

Not /nɑːt/

Pot /pɑːt/

Lot /lɑːt/

Body /ˈbɑː.di/

follow /ˈfɑː.loʊ/

Stop  /stɑːp/

Job  /dʒɑːb/

Hospital /ˈhɑː.spɪ.t̬əl/

Octopus  /ˈɑːk.tə.pəs/

Across /əˈkrɑːs/

Common  /ˈkɑː.mən/

Doctor /ˈdɑːk.tɚ/

Thought  /θɑːt/

Taught /tɑːt/

Bought /bɑːt/

Caught  /kɑːt/

※発音記号はCambridge Dictionary 参考

このように皆さんが知っている単語、それも「お」のイメージで知っている単語が「あ」で発音されていることが感じれたのではないでしょうか。

/ah/で発音する単語はまだまだ沢山ありますので、探してみてください。

won’tとwantの区別はどうすれば?

won’tとwant の区別はどうすれば?

won’tは二重母音の/ou/を使い発音。そのため「ヲゥnt /woʊnt/」という発音になります。wantは「わnt /wɑːnt/」という発音、喉を開いた「あ」の音を使います。

こちらの記事もあわせて読むと/ah/の単語、/ou/の単語のイメージがつきやすくなります💡

/ah/で発音する単語と/ou/で発音する単語は覚える必要があるため、知識として入れておきましょう。

イギリス英語で「お」の音ならそれで良くない?

イギリス、ロンドンのイメージ。イギリス英語についての画像。

イギリス英語で「お」の音で発音しているなら「ホット」や「プロブレム」の発音でも良いのではないですか?

そんな質問を受けることがあります。確かに伝わることが大切なので、問題ありません。

ただここで問題点があります。日本語英語の特徴として、単語によってイギリス英語寄りの発音をしていたり、アメリカ英語の発音になっていたり、母音や特徴が混ざっていることが非常に多いです。

統一感がなく混ざった発音は理解されにくくなることや、誤解を生みやすくなる、という弊害が生まれるのですね。

もし「お」の発音で「ホット」「プロブレム」の発音をする場合には、他のイギリス英語の特徴も真似ることがおすすめ。

アクセントは好きなものを選んで構いません。その際には徹底してその国のアクセントに寄せてみましょう

これによって統一感が生まれ、伝わりやすい英語に繋がります。

発音は好きなアクセントを選ぼう。母音を統一することで相手に伝わりやすい英語になる。

おわりに

いかがだったでしょうか?

カタカナ英語の弊害のひとつですが、カタカナ英語を見た時に「カタカナではこうだけど、実際の英語ではなんというのだろう?」という視点をもつと日々発見があるかもしれませんね。

まずは今回の「あ」の音で発音する練習を取り組んでみてください。

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